ゆとりある室内空間
大人4人が余裕を持って着座でき、快適な室内空間を提供するTeryx4。後席は充分な居住性を確保しながら、前席同様にライディングを楽しんでもらえるように、着座位置を前席よりも若干高くしてリアパッセンジャーの前方視界を確保。乗車した全員が楽しめるように配慮している。
利便性の高いカーゴスペース
最大積載量113kgを誇るカーゴベッドは、使い勝手を考慮した設計としている。リアゲートの中央部を低くして積載性を高め、カーゴベッド底部は積載した荷物が安定しやすいようにフラットな構造としている。
体を支えるバケットシート
悪路でも体をしっかりとサポートする、背の高いハイバックタイプのバケットシートと3点式シートベルトを装備。人間工学の見地から背もたれと座面にはそれぞれ異なるウレタンフォームを採用し、サポート性や長時間走行時の快適性が大きく向上した。2016年モデルからは、工具を使わずに手軽に座面の位置が変更できる、スライド式の調整機構を採用する(ドライバー側)。
操作性と利便性の高いセンターコンソール
液晶メーターやキーシリンダー、2WD/4WD切り替えノブをはじめとしたスイッチ類をコンソール中央に集中配置して操作性を向上。また、小物収納ポケットを中央に2つ、ドライバー側に1つ、助手席側にグローブボックスを備えるなどストレージも充実する。アクセサリーのオーディオのインストールを考慮し、中央部のパネルは取り外しがし易い構造としている。
チルトステアリングとEPS
ハンドルには最大約40°の幅で角度調整が可能なチルト機能を備える。ドライバーが好みのハンドル位置に設定でき、ハンドルを上げることでスムーズな乗降も可能にする。また、軽快で快適なハンドル操作を実現するエレクトリックパワーステアリング(EPS)も装備。低速走行時や停車時ではハンドル操作を軽くさせたりするなど、EPSは車速に併せて常に最適なアシスト効力を発揮する。路面からの不意なショックを緩和するなど、安定したハンドリングのサポートも行う。チルトステアリング、EPSどちらもSTD以外の全車に標準で装備する。
高性能FOX製サスペンション
オフロードレースの世界で性能の高さに定評があるFOX製のショックユニットを標準装備。初期作動がスムーズで、ギャップを越えた際の突き上げの吸収性がより高くなっている。車体の高速安定性も向上し、乗り心地の良さとハンドリングを両立した。ワイドトレッドとミッドエンジンレイアウトとともに、Teryx4のハンドリングを向上させる大きなポイントとなっている。また前後ともプリロードや減衰力調整が可能で、シチュエーションに合わせてセッティングが変えられる。